ベルルスコーニ氏がACミランを売却?

イタリアの元首相のシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が、自らも名誉会長兼オーナーを務めるACミランの株式の75%を売却した可能性があると報道されました。
配信元:La ReppublicaMilan, voci di agenzia: Berlusconi ha venduto il 75% ai cinesi. Ma le parti smentiscono trattativa

ACミランと言えば、1899年創設の名門でチャンピオンズリーグでも7度の優勝経験があるヨーロッパ屈指のクラブ。赤と黒を基調としたユニフォームから、i Rossoneri(ロッソネーリ)ともil Diavolo(悪魔)とも呼ばれます。所属選手もイタリア代表のマッティア・デ・シリオ(Mattia De Sciglio)やジャコモ・ボナヴェントゥーラ(Giacomo Bonaventura)などが在籍しています。日本でも本田圭佑選手が移籍したことが大きく取り上げられましたね。

上述の記事によると、買収相手は中国最大の飲料メーカー杭州娃哈哈合資公司(Hangzhou Wahaha Group)CEOの宗慶後(Zong Qinghou)氏で、売却の金額は10億ユーロから15億ユーロとみられるということです。しかし、ベルルスコーニ氏に近い筋は売却の噂を否定、宗氏もミランの買収に興味はないと述べています。

真相は一体どうなのでしょうか。イタリアを代表するクラブの行く末に世界中が注目しています。